【知らなければ年間100万円が消えている?!整理整頓で得られる3つの効果!】
できた方がいいと言われる整理整頓。
「別に何も不自由していないし」
と言われる方も多いですが、
実は整理整頓ができない人は、片づいている人に比べ、
年間何十万も浪費をしています。
それでは具体的に、整理整頓がもたらす
「メリット」「デメリット」をご紹介します。
★整理整頓のができないと損をする
部屋が散らかってものが見つからない
仕事で疲れて帰ってきて、散らかった部屋を見てさらに疲れる。
無くしたと思っていたものを書い直したらあとで同じものが見つかった。
さらには部屋が汚くて友達が呼べなかったり、
部屋にものが置けなくて物ように倉庫を借りる費用がかさんだり…
このように、汚れた部屋は日常で負の要素を生み出す
「デメリットの温床」です。
そのデメリットは積み重なってあなたの富を奪っています。
具体的にいうなら「時間」「お金」を奪い、
常に「精神的苦痛(ストレス)」を与えているのです。
この片付かないことによる浪費を防ぐことができれば、
あなたは年間に何十万、数百万という浪費を防ぐことができます。
それでは具体的な内容を見て見ましょう。
★整理整頓が生み出す3つの効果
①時間的効果
あなたが一日で探し物をしている時間はどれくらいでしょうか。
靴下の片方を探すので朝の5分を使った。
今日提出の書類が見つからない。
朝の準備、出かける前、日常生活
それぞれ換算すると10分以上なんてことは普通かもしれません。
1日10分探し物をすると年間3650分(約60.8時間)
それを、時給800円で計算すると年間48,640円。
会社に例えて見ると
社員20人が全員探し物に一日10分費やすと、
10分×365日=3650分(約60.8時間)
60.8時間×800円=48,640円
48,640円×20人=972,800円…
年間約100万円に近い金額が探し物の費用となっているのです。
あなたがお店の店長なら恐ろしい出費です。
また、探し物をしている間は
その人の仕事も止まっています。
これが改善できれば、人件費の浪費を抑えられるだけでなく
探し物をしていた時間が仕事の時間になり、会社の利益になるのです。
時間も財産ということに気づきましょう。
②お金的効果
上記でも述べた通り、時間をお金に換算すると大きな損失があることがわかります。
整理整頓がお金に関わることは他にも多くあります。
例えば「ストック」
セールやまとめ買いでついつい多く、大きなものを買っていませんか?
安いからと大量買いしたのはいいものの、
使い切るのに時間がかかり、ホコリが被って捨てる。
賞味期限が切れ、捨てる。
なんてことはないですか?
文房具でもお徳用ボールペンのインクがつかなくなったり、
保存していたのりが固まってゴミになる。
「お徳用」という言葉に騙されてはいけません。
マヨネーズが変色するまで冷蔵庫に入ってはいませんか?
「お徳用」があなたの健康やお財布を蝕んでいる可能性があります。
また、「場所代」というものにも気をつけましょう。
いわゆる「家賃」です。
物が増えすぎて、管理ができず、
一部屋を物置部屋として使っている人も少なくはありません。
家賃も都内の1LDKと2LDKだと少なくとも月に2~5万は変わってきます。
一年に20~50万の違いは大変大きな浪費です。
物には「土地代」や「保存代」もかかっているということを意識しましょう。
③精神的安定
きれいな部屋にいると気持ちがいい
余計なものが視界に入らず、仕事や勉強がはかどる
これはきれいな部屋が与えてくれる恩恵です。
逆に、汚い部屋だと、
疲れがたまる、不快感が常につきまとう、やる気の減退など
精神的ストレスを呼び起こします。
精神的ストレスを常に受けるというのは健康的ではありませんし、
生産性も減少します。
探し物が見つからない状況や汚れた部屋が原因での失敗などもあるでしょう。
恋人や友人が呼べないという不自由もあるかもしれません。
人の行動には「やる気」が重要です。
そのやる気を部屋で失うのは大きな損失につながります。
日本ではストレスを我慢する傾向が強いですが、
その我慢はあなたの未来に影響してきます。
部屋がきれいでストレスがない人と
部屋が汚くてストレスを抱えている人
どちらの生活が豊かになるかは一目瞭然とも言えます。
きれいで幸せ!!までとは言いませんが、
少なくとも、ストレスのない部屋ではありたいものです。
★気持ちの入れ替えかた
もしあなたの部屋が眼に余るほど汚ければ、
あなたが今すぐ行うべきことは
「汚れた部屋ではあなたの魅力が削られていく」ことに気づくことです。
そして「今より良くなりたい」と思うことです。
「チリも積もれば山となる」ということをしっかりと認識しましょう。
この事実にしっかりと向き合えなければ、望んだ生活は手に入れることはできません。
この瞬間にも、あなたの部屋はあなたに影響を与え続けているのです。
★時間、お金があったら、余裕があったら何がやりたいか。
毎日10分の探し物時間が改善できれば
年間60時間、余裕ができる計算になります。
家賃が月3万円浮けば、年間36万円。
そのお金を、何に使いたいですか。
綺麗な部屋ができたら、その部屋で何がしたいですか?
まずは想像してみましょう。
あなたの部屋が美しくなることで、あなたの人生も大きく変わります。
美しくなったあなたとあなたのお部屋をがあなたの未来です!
【ものが捨てられない病を解決する、捨てられない心の解決法】
こんにちは。お片づけアドバイザーのちかです。
前回はものの減らし方をご紹介しました。
でも、はっきり言うと、
物ってなかなか捨てられませんよね。
思い出があったり、もらい物だったり。
私の周りでも
「私は捨てれない性格だから」
と諦めてしまっている方をよく見ます。
しかし実はこの「捨てられない性格」は
私たちが受けてきた「しつけ」のせい、
私たちが受けてきた教育の結果なのです。
私たちはこの勘違いで、整理整頓ができない頭になり、
片づけられない性格にさせられていたのです。
あなたがその洗脳を受けていないか確認してみましょう
★捨てられない原因
①迷信としつけ
「物には魂が宿る」「八百万(やおよろず」
という言葉を聞いたことがあるでしょう。
日本は多神教で、物には全て魂が宿る、という
八百万の神(やおよろずのかみ)という思想があります。
また、物は100年をすぎると付喪神(つくもがみ)という妖怪になり、
動き出すとも言われています。
そのため、昔は100年になる前に物を捨てる習慣もあったのだとか。
そんな八百万の精神は今もずっと日本人の潜在意識に溶け込んでいます。
何せ始まりが日本最古の書物『古事記』なのですから、
溶け込んでいないはずがないでしょう。
「物を大切にする」ということは大変素晴らしいことですが、
「大切にする=捨てない」と言うことではありません。
押入れにしまいっぱなしで放置されたもの、
それは色あせ、いずれは使えなくなります。
それこそ「物を大切にしない」と言うことです。
昔話ではそういった「使わなくなったもの」が
妖怪となり、人を襲うのです。
使ってくれる誰かに譲る。
お礼を言って手放す。
その方が物も嬉しいのではないでしょうか。
②壊れていないもの
まだ使える、まだ完全に壊れていない。
そういったものもなかなか捨てられないものです。
特に大型の電化製品、テレビやパソコンなどは
壊れていない時に買い替えたらなかなか捨てられないものです。
しかし、現在は使われていないもの、今後も使う予定が曖昧なものは
すべて「必要のないもの」です。
思い切ってリサイクルショップに売りに行くか、
粗大ゴミチケットを買ってしまいましょう。
昔の携帯電話なども、ショップに行けば
データを全て消して処理してくれますよ。
③完全な形、壊れていないもの
物が完璧な形を保っている場合、なかなか捨てられないものです。
特に瀬戸物(食器類)で多い悩みです。
コーヒーカップのお皿の部分だけが残っている。
なんてことはありませんか?
私の実家でもケーキ皿として使っている時期がありましたが、
お客様が来た時に出してしまう失礼につながります。
カップが割れた際に一緒に手放すことをオススメしています。
④思い出、しがらみ
人からもらったもの、学校で作ったものなどは
特にしがらみが強いものです。
旅行のお土産や結婚式の引き出物などは
あげた本人からの思いが強いもの。
一方、もらったほうにしてみれば旅行をしたわけでも
結婚をしたわけでもないので、その価値はほとんどありません。
しかも、あげた方はしばらくすると
あげたことすら忘れてしまいます。
あなたがもし、旅行のお土産を誰にあげたか
全員分覚えていなければ、捨てるか迷っているお土産は
手放しても大丈夫です。
⑤小さいもの
アクセサリーなどの小さいものは
「スペースも取らないし…」と
ついつい溜め込みがちです。
もうつけないデザインのネックレスや片方がかけたピアス…
小さいからこそ”つい”取っておく。
その”つい”が片づけの思考を鈍らせてしまう、
「とりあえず取っておく」癖がついてしまいます。
大きくても小さくても物は物。
気づいた時にしっかりと
「必要じゃないものは手放す」癖を身につけましょう。
それだけであなたのセンスは抜群によくなります。
⑥高価なもの
「高い」と感じて買ったものは大変捨てにくいものです。
しかし、使わず放置したものはメンテナンスでさらに
高いお金を払い続けることになります。
似合わない服、バッグは痛むうちにリサイクルショップに
持って行った方がいいお値段になりますよ。
土地代、メンテナンス代でさらにお金と時間をを奪われないよう、
早めに手放しておくことをお勧めします。
⑦捨て方がわからない
燃えるゴミ?燃えないゴミ?資源ごみ?
<市町村(自治体) ゴミ 分け方>
で検索です!
思い切って検索し、その場でゴミに出しましょう!
そのスペースが今すぐ空いて使えます!
今はイラストで書いてあるところも多いのでわかりやすいですよ。
⑧ぬいぐるみ、人形
「目」のついたものは捨てられないもの中でもとくに上位です。
物が捨てられないご家庭に行くと、必ずと行っていいほど、
ぬいぐるみの山ができています。
「捨てたら呪われますか?」
という質問もダントツに多い質問です。
悩まれているかたには、
お寺などでの「人形供養」や
ぬいぐるみ1体に”飴玉”1つ。を一緒に入れて手放す。
ということをお勧めしています
お値段も様々ですが、1対二、三千円が相場のようです。
ぜひご参考までに。
★「1つ」見つけてみましょう!
さぁ、どうだったでしょう。
あなたの手放したかったものの手放せない理由は見つかりましたか?
今、何か1つ手放せそうなものを思い浮かべてみましょう。
しがらみから自由になるチャンスです!
次の、あなたの幸せが空きスペースを待っていますよ✨
【整理整頓の最重要事項!大切なものを残す、4つの分け方!】
こんにちは、お片づけアドバイザーのちかです。
この記事では、
ものの減らし方に最も大切と言われている。
「区別する技術」を紹介します。
★なぜ「区別する力」が必要なのか
片づけをするには、ものを入れるスペースを作ることが大切です。
なぜなら、
ものを入れる場所がないとものをしまえないからです。
そのためには、物を減らさなければなりません。
しかし、「ものを減らしたいな。」と考えていても、
「区別する技術」がないと
「必要なのか」「必要じゃないのか」がわからず、
結局がものが減らせず終わってしまいます。
さらには
「大切なもの」と「大切じゃないもの」が混ざってしまい、
大切でもないものを取っておく習慣が身についてしまいます。
「これって使うのかな?」「捨てたら困るんじゃないかな」
という曖昧なものたちが部屋の中を占拠しているうちに
部屋はますます散らかっていきます。
「使うもの」「いるもの」「しまうもの」「捨てるもの」を
しっかり分別できることが、整理収納の始まりです。
では、早速その力をつけていきましょう!
難しいことはありません。分けるだけです!
★分けます!
今回のやり方は整理整頓のアドバイザーさんなどで使われている
「使う頻度(ひんど)のレベル」で分けて行く方法です。
服を例に説明します。
①「使うもの」と「使わないもの」に分ける。
まず、「使うもの」と「使わないもの」に分けましょう。
使う、の機関としては1年くらいで考えてください。
(もしわからなければ「よくわからないもの」を一時的に作ってもOKです)
使わないものはすぐ捨てる!なんてことをしてはいけません。
思い出の品などもあると思います。
しかし、思い出の品で着ない服、というのは「使わないもの」です。
いつか着るから、なんて甘いことをいってはいけません。
ここ一年で着る予定がないものは「使わないもの」に素直に分類しましょう。
例)
・使うもの(日常で、一年以内に)
日常でよく着る服、下着、制服、次のシーズンの服、予備の服など
・使わないもの(着ないもの、着ないもの、なんとなくとってあるもの)
お気に入りだけどサイズが合わない服、小さい頃の服、きれなくなった服、破れた・汚れた服、
・よくわからないもの
分けられましたか?
では次はもっと詳細に分けていきます。
[ポイント]よくわからないものを分ける
さて、一度置いてしまったよくわからないものグループ。
実はまずはこれをどうにかしなければものは減らせません。
しかし考えはとてもシンプルです。
例えばよくわからないものに「もらった服」を入れたとします。
「もらった服を手放すなんて…」と思うかと思います。
そこで考えるのは、
「着ますか」「着ませんか」
これだけです。
「着る」ということは「使う」こと
「着ない」ということは「使わない」ことです。
「もらい物だから捨てたらいけないんじゃ…」
ということを気にすることはありません。
捨てなくていいんです。
単純に、使うか、使わないかです。
さぁ、また「使うもの」と「使わないもの」に分けましょう。
ここで「素直」に分けることが今後の部屋の美しさに関わってきます。
②「使うもの」の分け方
使うものには取り出しやすさが重要です。
使うものをしまいこんでしまうと一気に散らかりやすくなったり、
使うものがゴミに変身してしまう可能性があります。
ここでは
レベル1)すぐに使う服(制服、下着など)
レベル2)今は着ないけれど、使うもの(次のシーズンの服、ストック)
の二つに分けましょう。
レベル1をより取り出しやすいところにしまい(しまわなくてもいい)
レベル2は箱などに入れて、「夏服」「冬服」「ストック」なとど書いて
見えるところに収納します。
レベル2は季節の変わり目に、取り出せばすぐに衣替えがすみます。
くれぐれもレベル1をしまいこまないようにしましょう。
すぐに使うものなので、奥にしまうと前のものを部屋に散らかしてしまうことになりますよ。
③「使わないもの」の分け方
さて、部屋を散らかる原因の最大の問題がこのBグループです。
しかしここの分け方もとても簡単。
このグループの分け方は
レベル3)収集しているもの
レベル4)使えないもの、廃棄するもの
この二つです。
多くの日本人は「もったいない」精神から
レベル3のものを捨てれず、しまいこむ癖があります。
また、「使えるはずだから」と
レベル2だと思って取っていたけれど実はレベル3だった。
ということが多くあります。
レベル2をもう一度見てみましょう。
「あなたが使うものですか?」
もしあなたが使わない場合は、
素直に誰かに譲るか、売るか、処分してしまいましょう。
★「使わないもの」を「捨てる、手放す、残す」から選ぶ。
使える物は「売る、譲る、処分」する
ゴミは「捨てる」
そして、思い出の品には「向きあう」
物が手放せない方は、一度、物と向き合ってください。
なぜこれを手に入れたのか、なぜこれを今自分が持っているか。
あなたに「今」必要なもの、とっておきたいもの、
手放しても大丈夫なものがそれぞれ見えてきます。
★まとめ
・あなたが「使うか、使わないか」に分ける。
・レベル1~4に分けていきましょう。
・レベル3と4を「捨てる、手放す、残す」から選ぶ。
以上がものの分け方です。
この区別ができればものは格段に減ります。
さぁ、まずは机の一番上の引き出しでチャレンジして見ましょう!