【12月の日本人の落とし穴!大掃除が永遠に終わらない人が気づいていない「整理」「整頓」「掃除」の違い。】
こんにちは、お片づけアドバイザーのちかです。
12月になるとやってくるのが「大掃除」」!!
気持ち良い新年を迎えるためにも、
ぜひやっておきたいイベントです。
しかし、私が新年になってよく聞くのが
「”大掃除”が終わる前に新年がきた。」
というフレーズ。
これは、片付けられない人の言う
「片付けても綺麗にならない」
とまったく同じ罠に陥っています。
この二つの多くの原因が
「整理」「整頓」「掃除」の意味を
区別できていないことから起こる失敗です。
では、綺麗な新年を迎え、大掃除を成功させるためにも、
それぞれの違いを見ていきましょう。
★日本人の多くは「大掃除」と「整理」を同時にやっている
通常の大掃除をするためには、
普段から「整理」「整頓」「掃除」を
済ませておく必要があります。
しかし、現代の日本人は、
忙しさと、物の多さ、知識不足により
「整理」「整頓」「掃除」の意味が混ざり、
日常的な作業ができていません。
そういった方々が、「大掃除」を初めてしまうと
「整理」から作業を始めてしまい、
「掃除」に行き着く前に終わってしまうか、
三つを同時にやってしまい、
収集がつかなくなってしまうのです。
まずは「整理」「整頓」「掃除」の意味を
しっかりと理解することが大切です。
★「整理」とは
「整理」の意味は
「いるもの」と「いらないもの」を分け、
「いらないものを捨てること。」です。
人は生きている限りものが増え続けます。
ものが増え、管理できる量を超えてくると、
いらないものが溜まり部屋が散らかります。
そのため、定期的に必要なものを確認する
「整理」が必要になるのです。
★「整頓」とは
「整頓」とは、
「必要なもの」を
「いつでも・誰でも」
「わかりやすく、取りやすく配置する」ことです。
「整頓」は「整理」によって残されたものを、
・使う「頻度」
・使う「場所」
・使う「人」
を確認しながら「収納」していく作業になります。
「必要なもの」を「使いやすいように」しまっていくことで、
「使ったものを」「戻しやすい」空間が生まれます。
そうやって
「快適で」「綺麗な」空間を保つことができるのです。
★「掃除」とは
「整理」でいらないものを処分し、
「整頓」で使いやすく収納すると、
いよいよ「掃除」です。
「掃除」はゴミや汚れをなくし、清潔にすることです。
普段行う掃除は「汚れたら綺麗にする」になります。
床や窓、キッチン…と、適材適所にあった方法で綺麗にしましょう。
そういったことを日常的に行ってかつ、
普段行き届かない汚れを、
年末を節目に綺麗にするお祭りが「大掃除」なのです。
★まとめ
・整理は「いるもの」と「いらないもの」を分けること
・整頓は「使いやすいように整え、使いやすいように収納」こと
・掃除は「汚れを取り除く」こと
・「整理」「整頓」「掃除」の順番で行うこと
「大掃除」は、順序よく、自分の体力と相談しながら、
計画的に行うのが大切です。
今年はぜひ大掃除まで行きつけるように、
まずは「整理」から始めましょう!
「整理」と「仕分け方」についてはこちらから。
早速始めてみましょう!